2007年5月15日(火)13:48

欧州委員会はEU憲法「簡略版」を支持

AFP

ベルリンで開かれるEU各国の専門家会合を前に、欧州委員会はEU憲法「簡略版」に対する支持を表明した。「簡略化は時の要請である」と欧州委員会のヨハネス・ライテンベルガー広報官はブリュッセルで語った。一方で憲法条約を一から交渉し直すことについては警鐘を鳴らした。憲法は加盟全27ヶ国中18ヶ国が批准しているのだ。それゆえ議論は「鍵となる要素」に限定されねばならない、と広報官は述べた。

ライテンベルガー広報官によれば、欧州委員会は6月のブリュッセル首脳会議でその後の政府協議への委託の承認を得るというドイツのアンゲラ・メルケル首相の意欲的な計画を支持しているという。その後政府協議は下半期の議長国ポルトガルのもとで具体的な憲法条文の作成に入るという。

ドイツ外務省のラインハルト・ジルバーベルクと内閣官房のウーヴェ・コルゼピウスは今日、加盟全27ヶ国のいわゆるシェルパを迎え、EU憲法を協議する専門家会合を開く。シェルパには、ドイツ議長国の質問票に対する各国政府の回答が用意されている。

ポーランド、チェコ、オランダなど数ヶ国は、一部の条文や憲法条約全体に異議を表明している。しかしライテンベルガー広報官は、重要なのは必須のEU機構改革に対する「総合的展望」であり、「選択的な視野」ではないと懐疑論者を牽制した。「新たな条約はEUの成果に改善を加えるものでなければならず、決してそれを縮小させるものであってはならない」と広報官は警告した。

原題:EU-Kommission fuer "vereinfachte" Verfassung




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